WIAドライバーでスキャンする
WIA(Windows Image Acquisition)に対応したアプリケーションソフトから原稿を読み込むことができます。
この操作は、アプリケーションソフトによって異なります。ここでは、一例を説明します。
詳しくは、使用するアプリケーションソフトの取扱説明書を参照してください。
重要
- アプリケーションソフトによっては、ADF(自動原稿給紙装置)からの連続読み込みに対応していないことがあります。詳しくは、使用するアプリケーションソフトの取扱説明書を参照してください。
-
ネットワーク環境でスキャンするには、以下の手順を行ってください。
-
Windows 10/Windows 8.1の場合:
- [スタート]メニューを右クリックし、[エクスプローラー]→[ネットワーク]を選ぶ
- 表示された画面の[ネットワーク]メニューで[デバイスとプリンターの追加]を選ぶ
- デバイスを追加する画面で「XXX_MACアドレス」(「XXX」は機種名)を選び、[次へ]をクリックする
-
Windows 7の場合:
- [スタート]メニューから[コンピューター]→[ネットワーク]を選ぶ
- 表示された画面で「XXX_MACアドレス」(「XXX」は機種名)を右クリックし、[インストール]を選ぶ
ご使用の環境によっては、すでに設定が完了している場合があります。その場合は、[アンインストール]と表示されます。
-
WIAドライバー2.0でスキャンする
ここでは、「Windows FAX とスキャン」を使ってスキャンする方法を例に説明します。
-
原稿台またはADFに原稿をセットする
-
[Windows FAX とスキャン]の[ファイル]メニューから[新規作成]を選び、[スキャン...]をクリックする
スキャン設定画面が表示されます。
参考
-
複数台のスキャナーまたはプリンターをご使用の場合、スキャナーの選択画面が表示されることがあります。ご使用になりたいスキャナーをダブルクリックしてください。
- USB接続の場合:「Canon XXX series」(「XXX」は機種名)
- ネットワーク接続の場合:「XXX series_MACアドレス」(「XXX」は機種名)
-
-
スキャンする原稿に合わせて設定する
- [スキャナー]
- 現在設定されている製品名が表示されます。使用するスキャナーを変更したい場合は、[変更...]をクリックし、目的の製品名を選びます。
- [プロファイル]
- [写真(既定)]、[ドキュメント]から、スキャンする原稿の種類に合わせて選びます。[プロファイルの追加...]を選ぶと、[新しいプロファイルの追加]ダイアログボックスが表示され、[プロファイル]に登録する内容を設定することができます。また、前回設定した原稿の種類でスキャンしたいときは、[最後に使用された設定]を選びます。
- [スキャナーの種類]
- スキャナーの種類を選びます。原稿台からスキャンしたい場合は[フラットベット]を、ADFからスキャンしたい場合は[フィーダー (片面スキャン)]を選びます。
- [用紙サイズ]
- 用紙サイズを選びます。[スキャナーの種類]が[フィーダー (片面スキャン)]のときのみ[用紙サイズ]を設定することができます。
- [色の形式]
- どのようなカラーモードで原稿をスキャンするかを選びます。
- [ファイルの種類]
- 保存するデータのデータ形式を、BMP、JPEG、PNG、TIFFから選びます。
- [解像度 (DPI)]
-
解像度を入力します。50 dpi~600 dpiの数値を指定できます。
参考
- ネットワーク接続でスキャナーまたはプリンターをご使用の場合、設定できる解像度は以下のとおりです。
150 dpi/300 dpi/600 dpi
- ネットワーク接続でスキャナーまたはプリンターをご使用の場合、設定できる解像度は以下のとおりです。
- [明るさ]
- スライドバーを動かして明るさを調整します。左に動かすと暗くなり、右に動かすと明るくなります。数値(-100~100)を入力することもできます。
- [コントラスト]
- スライドバーを動かしてコントラストを調整します。左に動かすと画像の明暗の差が小さくなり、ぼんやりとした画像になります。右に動かすと画像の明暗の差が大きくなり、はっきりとした画像になります。数値(-100~100)を入力することもできます。
- [イメージを複数のファイルとしてプレビューまたはスキャンする]
- チェックマークを付けると、複数のイメージを個別のファイルとしてプレビューまたはスキャンすることができます。
重要
- ネットワーク接続でスキャナーまたはプリンターをご使用の場合、[明るさ]、[コントラスト]、および[イメージを複数のファイルとしてプレビューまたはスキャンする]を設定することはできません。
-
プレビューする場合は、[プレビュー]をクリックする
右側にプレビューした画像が表示されます。
重要
- ネットワーク接続でご使用の場合、ADFから原稿をスキャンするときは、プレビューせずにスキャンしてください。プレビューを実行した場合は、原稿をセットし直してスキャンしてください。
プレビュー後、ADFに原稿が残ったときは、操作パネルのOKボタンを押して原稿を取り除いてください。
- ネットワーク接続でご使用の場合、ADFから原稿をスキャンするときは、プレビューせずにスキャンしてください。プレビューを実行した場合は、原稿をセットし直してスキャンしてください。
-
[スキャン]をクリックする
スキャンが開始され、アプリケーションソフトにスキャンされた画像が表示されます。
WIAドライバー1.0でスキャンする
ここでは、「ペイント」を使ってスキャンする方法を例に説明します。
-
原稿台またはADFに原稿をセットする
-
ペイントの[ファイル]メニューから[カメラまたはスキャナーから取り込み]をクリックする(アプリケーションソフトで原稿をスキャンするための操作を行う)
参考
-
複数台のスキャナーまたはプリンターをご使用の場合、スキャナーの選択画面が表示されることがあります。ご使用になりたいスキャナーをダブルクリックしてください。
- USB接続の場合:「Canon XXX series」(「XXX」は機種名)
- ネットワーク接続の場合:「XXX series_MACアドレス」(「XXX」は機種名)
-
-
スキャンする原稿に合わせて、給紙方法や画像の種類を選ぶ
原稿台からスキャンしたい場合は[給紙方法]で[フラットベット]を、ADFからスキャンしたい場合は[ドキュメント フィーダー]を選びます。
画像の種類は[カラー画像]、[グレースケール画像]、[白黒画像またはテキスト]、[カスタム設定]の中から選びます。
参考
- ネットワーク接続でスキャナーまたはプリンターをご使用の場合、選択できる画像の種類が、USB接続時と異なる場合があります。
- [スキャンした画像の品質の調整]で前回設定した値と同じ値で読み込みたいときは、[カスタム設定]を選びます。
- [給紙方法]で[ドキュメント フィーダー]を選ぶと、[ページ サイズ]が選べます。
-
必要に応じて、[スキャンした画像の品質の調整]をクリックし、詳細な設定を行う
- [明るさ]
- スライドバーを動かして明るさを調整します。左に動かすと暗くなり、右に動かすと明るくなります。数値(-127~127)を入力することもできます。
- [コントラスト]
- スライドバーを動かしてコントラストを調整します。左に動かすと画像の明暗の差が小さくなり、ぼんやりとした画像になります。右に動かすと画像の明暗の差が大きくなり、はっきりとした画像になります。数値(-127~127)を入力することもできます。
- [解像度 (dpi)]
-
解像度を入力します。50 dpi~600 dpiの数値を指定できます。
参考
- ネットワーク接続でスキャナーまたはプリンターをご使用の場合、設定できる解像度は以下のとおりです。
150 dpi/300 dpi/600 dpi
- ネットワーク接続でスキャナーまたはプリンターをご使用の場合、設定できる解像度は以下のとおりです。
- [画像の種類]
- 原稿をどのような画像としてスキャンするかを選びます。
- [リセット]
- 元の設定に戻すときにクリックします。
重要
- ネットワーク接続でスキャナーまたはプリンターをご使用の場合、[明るさ]、[コントラスト]を設定することはできません。
-
プレビューする場合は、[プレビュー]をクリックする
右側にプレビューした画像が表示されるので、 をドラッグしてスキャンする範囲を指定してください。
重要
- ネットワーク接続でご使用の場合、ADFから原稿をスキャンするときは、プレビューせずにスキャンしてください。プレビューを実行した場合は、原稿をセットし直してスキャンしてください。
プレビュー後、ADFに原稿が残ったときは、操作パネルのOKボタンを押して原稿を取り除いてください。
- ネットワーク接続でご使用の場合、ADFから原稿をスキャンするときは、プレビューせずにスキャンしてください。プレビューを実行した場合は、原稿をセットし直してスキャンしてください。
-
[スキャン]をクリックする
スキャンが開始され、アプリケーションソフトにスキャンされた画像が表示されます。